UTM(統合脅威管理)
UTMとは「Unified Threat Management」の略称で、複数の重要なセキュリティ機能を1つのハードウェアに統合し、集中的にネットワークを管理します。統合脅威管理とも呼ばれています。インターネットの出入口に設置し、社内のネットワーク全体に効果を発揮します。
- 外部からの攻撃、内部からの漏洩に備え、セキュリティを強化します
- 複数の機能が1つに統合されているため、管理運用コストを削減できます
- 月次レポート発行で、脅威からの防御状況を手間をかけずに把握できます
セキュリティスイッチ
UTMとは防御の範囲が異なり、社内ネットワークの特定部を監視します。標的型攻撃などの脅威を検知し、遮断することでウイルス拡散を防止します。
- ネットワーク内の不正な通信をブロックし、ウイルスの二次感染を防止します
- 危険な通信のみを排除するため、業務が止まらず、管理者通報も同時に行います
- 機密データやIP電話の通話データを搾取する盗聴も阻止します
ログ管理システム
日々のPC操作ログを管理します。膨大なデータから必要な情報を抽出することで、「いつ」「誰が」「何をしたのか」を正確に把握できます。
- 情報漏洩の兆候を早期に発見することでリスクを軽減できます
- ログ管理を適切に行うことで個人情報の保護、漏洩対策につながります
- 通信ログを監視することでシステム障害を予兆し、ダウンタイムを削減します
アクセス・デバイス制御
USBメモリやCD、スマートフォンなどのデバイス接続を制御し、禁止デバイスが接続されたときは、ユーザーに接続禁止通知を表示させます。公衆無線LANやBluetoothなど、社外での通信デバイス制御も可能です。
- 内部不正の抑止力として機能させ、情報漏洩を防止します
- デバイスごとに詳細な条件づけをすることで、用途に即した運用が可能です
- デバイスだけでなく、ファイルベースでのアクセス制御も可能です
防犯・監視カメラ
オフィスの安全管理や状況確認など幅広いシーンで活用できます。動きを感知した時だけ録画し、アラートを出すなど様々な設定が可能です。
- オフィス入退出の記録を残したり、不正・犯罪行為など抑止、牽制にもつながります
- 来店人数や人物属性を読み取ることで、マーケティングにも活用できます
- 工場など生産現場をモニタリングし、作業プロセスを改善できます
入退室管理システム
電気錠・生体認証などの仕組みによって入退室者を管理します。扉の開閉制御だけでなく、入退履歴の管理も可能です。ICカードなど既存の認証ツールを活用することもできます。
- 部外者の侵入を防ぐことで、情報漏洩のリスクを低減します
- 勤怠管理システムとの連携で労務管理の効率化を実現します